【津・つつじ賞王座決定戦】魚谷 速攻決めた、8年ぶりG1V

[ 2017年10月14日 05:30 ]

 ボートレース津のG1「つつじ賞王座決定戦」優勝戦が13日、第12Rで行われ、1番人気の魚谷智之(41=兵庫)がインからスタートを張り込んで速攻。約8年ぶりとなる11度目のG1Vを決めた。

 全艇スロー。魚谷はインからコンマ04のトップスタートを決めた。勝負の1M。「感触が凄く良かった」。自画自賛のターンでライバルを悠々と振り切った。「エンジンは完璧。最近の中では指折りだった」。あとは自分との闘い。冷静さを保ち続けて乗り切った。

 今回でG1は11度目の優勝。ただ、前回は09年11月の福岡周年。実に約8年の歳月を要した。「G1を1つ勝つのに、こんなに時間がかかるとは思わなかった。この何年かは本当に苦しかった。勝つことの難しさを学んだ」。ついに完全復活の予感。獲得賞金を18位まで上げた魚谷から目が離せなくなった。

 ≪魚谷、次走はダービー≫優勝した魚谷智之、そして田中信一郎、中島孝平、今村豊、白井英治の次走は24日からの平和島SGボートレースダービー。松井繁、瓜生正義、池田浩二、菊地孝平、石野貴之、峰竜太、桐生順平ら強豪と優勝を争う。森高一真は17日からの徳山G2モーターボート大賞。三角哲男、市川哲也、重成一人、吉田拡郎、新田雄史、池永太らが出場する。

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2017年10月14日のニュース