【細原・騎手で獲る　特別編】１４日東京１２Ｒ　昇級久々でも地力断然メイプルキングが決める

　秋雨前線の影響で関東地方は金曜朝から雨。週末も天気の回復は望めず、先週に引き続き今週も悪コンディションは避けられそうにない。東京開幕週のダートは脚抜きのいい馬場で先行馬が活躍。今週も前が止まらない競馬が続きそうだ。

　勝負レースは東京１２Ｒ◎メイプルキング。前走の日野特別（東京ダート１４００メートル）は降級馬ぞろいでレベルの高い一戦だったが、問題にせず２番手から押し切りＶ。ゴール前の手応えにはまだ余裕があり、着差以上に強い内容だった。圧巻だったのが走破タイムの１分２３秒７。同開催の準オープン（麦秋Ｓ）でベストマッチョがマークした勝ち時計に０秒２差まで迫る好時計だった。今回は久々だが、昇級即通用の器であることは間違いなし。ダッシュ力がある馬だけに脚抜きのいい馬場も好材料だ。馬券は馬単で勝負。相手はセネッティ、リンガスウーノ、ストリクスが本線。エイシンカーニバル、ワンパーセント、ラバニーユを押さえる。