【細原・騎手で獲る 特別編】7日京都8R 重馬場歓迎エーティーラッセンの逃走劇

[ 2017年10月7日 08:00 ]

 栗東トレセンでの金曜朝取材を終え、宿泊する寮に戻る途中ポツリ、ポツリと雨が降り、昼前にはまとまった量となった。このまま翌朝まで降り続ける予報で、開幕週の土曜京都は悪コンディションが避けられそうにない。こうなれば相手関係を考えず、芝はパワー型、ダートは持ち時計のある馬が狙い目になる。

 芝の勝負レースは8R◎エーティーラッセン。長期休養明けの前走は、逃げてマイペースに持ち込み首差2着と好走。余裕残しを叩いて、中間の稽古では活気のある動きを見せ気配は上々だ。ダート路線での活躍が目立つサマーバード産駒らしく、この馬も力強いかきこみでパワフルな走りが持ち味。重馬場の新馬戦(京都芝1800メートル)を快勝したように渋った馬場は苦にしない。加えて今回は3キロ減の騎手起用。マイペースかなえば粘り込みは可能だ。馬券は馬単・馬連。相手はメイショウタチマチ、アグネスリバティ、ギエナーが本線。アドマイヤジョラス、ミッキーロイヤル、マルカブリスクを押さえる。

 ダートの勝負レースは京都9R◎サハラファイター。現級勝ちの実績馬で昨秋の当舞台で1分57秒7の好時計をマーク。好位で切れる自在性があり、長期休養明けを叩いて大きな上積みも見込める。脚抜きのいい馬場で持ち味のスピード全開だ!! 単複で勝負。

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2017年10月7日のニュース