【毎日王冠】マカヒキ復権へ12秒6!沈む感覚戻った

[ 2017年10月5日 05:30 ]

CWコースでチップを蹴り上げながら追い切るマカヒキ
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 今週から戦場は東京、京都へ。3日間開催の日曜重賞「第68回毎日王冠」は、昨年のダービー馬マカヒキ復権の舞台となる。CWコースでの最終追いは、単走で切れのある動きを披露。8月下旬から栗東で乗り込み、態勢は万全だ。ダービー以来の東京参戦。競馬の祭典で見せたきらめく末脚が、再び府中の直線でさく裂する。

 復権の2文字を取りに行こう。昨年のダービー馬マカヒキは先週に続いてCWコースで単走。騎乗者のフォームが全くブレることはない。のびのびとした走りで5F67秒9〜1F12秒6(馬なり)。動きを見届けた友道師は納得の表情で切り出す。

 「先週までにやっているので、そんなに無理はしていません。これくらいでいいでしょう。春と比べると動きが軽い。毛ヅヤが良くなって、体つきもシャープになっていますね」

 1週前追いは新コンビを組む内田が栗東に駆けつけた。感触を確かめ「さすがダービー馬。追ったら体を使ってグッと沈む感じ。乗り味が良くて操縦性が高い」と“マカヒキ賛歌”が響いた。8月下旬に帰厩し、ここへ向けてしっかりと乗り込んできた。担当の大江助手も春との違いを口にする。

 「春は使っていてもそこからグッと良くならなかった。あの馬のいい時を去年一年で感じているんで。宝塚記念をパスして秋に備えたのは良かったと思います」

 昨年のダービーは馬群の狭いところを割って、ラストはサトノダイヤモンドとの追い比べ。最後の最後で鼻差競り勝ち、世代の頂点に立った。昨秋に仏遠征を挟んで、この春2走は結果が出なかった。あの栄光を、あの強さを知る者としては“こんなものではない”という思いだろう。

 「今回は体調もいいので、積極的な調整ができていますね。上昇曲線も感じられます。善戦ではなく、勝つところを見てもらいたいですね」

 半年の休養を経て、再起動の準備は整った。キラキラの開幕馬場に長い府中の直線。ファンのハートをわしづかみにした思い出の場所で、高らかに飛び立つ。

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