【オパールＳ】締まったキングハートご褒美期待

　【東西ドキュメント・美浦＝３日】すっかり「残念スプリンターズＳ」として定着してきたのが日曜京都メインのオパールＳ。１３年エピセアローム、１５年ビッグアーサーが快勝してＧ１除外のうっぷんを晴らした。岡本はスプリンターズＳに出ていれば重い印も考えていたキングハートに期待している。

　デビュー戦で４６２キロだった馬体重が前走は自己最高の４９４キロ。もちろん成長分もあるとはいえ、３戦連続のプラス体重は機動力に微妙に影響していないか。星野助手にその点を確認すると「今回は体が締まって動けるようになっている」とシェイプアップ成功を強調した。京都は【２・１・１・０】と好相性で、持ち時計１分７秒２もメンバー１位タイ。「ずっと休んでいないので、ご褒美をあげたい」と同助手。まだ４歳。ここで賞金加算とご褒美の休養取得に成功すれば、来春以降のＧ１挑戦が楽しみになってくる。