【121期生修了記念競走】沢田 5000番台初の養成所チャンプ

[ 2017年9月23日 05:30 ]

第121期選手養成訓練修了記念競走で優勝した沢田(中央)、2着・上田(左)、3着・竹下
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 ボートレース121期生の修了記念競走が22日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。沢田尚也(18=滋賀)が3コースからまくりを決め、登録番号5000番台初の養成所チャンプに輝いた。女子5人を含む25人は11月から全国のレース場でデビューする。

 「何回もレースをシミュレーションしていたら昨日は眠れなかった」。そう話した沢田だったが、寝不足どころか覇気みなぎるレースぶりだった。3コースからコンマ12のトップSを決め会心のまくり。「クリーンなレースをしたい」と話した通り、美しく、力強く決めた。「1マークでまくって勝ちを確信した。乗り心地も良くて万全の状態で臨めた。このメンバーで1年間訓練してきて無事故で、きれいに終われて良かった」と笑顔を見せた。

 滋賀支部では100期の青木玄太以来2人目のチャンプ。リーグ戦では優勝こそなかったが17勝。勝率は6・76の第3位と結果を出した。目標は同じ滋賀支部でSG覇者の守田俊介。「滋賀を代表してSGで活躍できる選手になりたい。ここがスタート地点。最年少で賞金王を獲りたい」。でっかい夢に向かって、11月4日、地元びわこで第一歩を踏み出す。

 ◆沢田 尚也(さわだ・なおや)1999年(平11)2月1日、京都府生まれの18歳。スポーツ歴はサッカー、レーシングカート。京都翔英高を中退して、3度目の受験で養成所入り。座右の銘は「夢は語れ」。好きなタレントは石原さとみ。将来の夢は「(イタリア車)マセラティを買って彼女とドライブ」。1メートル62、51キロ。血液型A。

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2017年9月23日のニュース