【万哲の乱 特別編】23日阪神9R バーニングペスカがマイペースの逃げ

[ 2017年9月23日 08:00 ]

 阪神9R・ききょうSの歴代優勝馬を調べてみるとと、後の宝塚記念優勝馬ダンツフレーム、重賞2勝馬のゴールデンキャストなど出世馬が多数。ただ、阪神内回り1400メートルのコース特徴か?先行馬が圧倒的に強い。ききょうSが阪神芝1400メートルで施行された97年以降(他馬の年は除く)の優勝馬19頭中、逃げ切りが99年ヤマカツスズランなど5頭。「最終4コーナーで4番手以内」にいた優勝馬が、半数以上の10頭もいる。前に行ける利が大きい舞台設定だ。断然人気の関東馬タワーオブロンドンは前走・クローバー賞(2着)が後方から差す味なレース。レーススタイルをここでは崩したくはないはず=待機策と見れば、前に行く馬に妙味はある。

 ◎バーニングペスカは8月小倉新馬戦(1着)が前半3F33秒5で飛ばして逃げ切り勝ち。前走・小倉2歳S(3着)は周りが速すぎて「差す形」にはなったが、自身は前半3F33秒9と速めのラップを刻んでいる。今回も同様の3F33秒台で入れば、新馬戦同様の自然体の「逃げ」になる公算が大。確かに父パイロはダート短距離に絶対の強さを誇るが、母の父ダイワメジャーが「阪神芝1400メートル」で好成績を収めているので補える。第一人者・武豊の逃げなら、乱ペースはまずなく、狙いは単勝。ちなみにJRAでは現在「秋の2歳単勝」のキャンペーンを実施中。読み通りに1着で来れば、「通常の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せ」の恩恵を受けられる可能性も?

 《もうひと押し》阪神10R・夕月特別は◎レーヌドブリエ。新潟外回りの前走・弥彦特別(3着)を見ても、長い直線のコースは安心感がある。阪神外回りの今回も確実に伸びそうだ。

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2017年9月23日のニュース