【神戸新聞杯】鋭さ増した11秒5!名手・横典でスタイル進化

[ 2017年9月21日 05:30 ]

横山典を背に、ヒルノデンハーグと併せて追い切るマイスタイル(右)
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 【東西ドキュメント・栗東=20日】49歳にしてこのフットワークの軽さ!!神戸新聞杯に向かうマイスタイルがCWコースで最終追い切り。鞍上に横山典の姿を見つけて、オサムはときめいた。先週日曜は阪神のローズSでカワキタエンカに騎乗し軽妙な逃げで2着。翌月曜は中山のセントライト記念をミッキースワローでぶち抜いた。変幻自在の名手が、今度は栗東に乗り込み追い切りの手綱を取っている。

 ヒルノデンハーグ(5歳1000万)を先行させ、直線内に進路を取るや、これに一気に迫り、瞬時に3馬身突き放す。6Fは83秒2程度だが、ラスト1Fは11秒5の切れ味。「短期間で全体的に良くなったと思う。春よりパワーアップした」と横山典。ダービー以来の背中に期待通りのたくましさを感じ取ったようだ。

 前走のダービーに関しては「いろいろなことが有利に運んだが力がなければあれだけ走れない」と鞍上。ダービー0秒3差4着の価値がここで証明される。

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2017年9月21日のニュース