木幡育、1カ月騎乗停止 禁止薬物「フロセミド」検出

[ 2017年9月15日 05:30 ]

木幡育也
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 JRAは14日、木幡育也(18=美浦・藤沢和)を14日から10月13日まで騎乗停止とした。10日に実施した騎手の薬物使用に関する検査で、対象薬物として指定されている利尿剤「フロセミド」が検出されたことが判明。これが日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号(競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった者)に該当するため。

 JRAでの薬物使用による騎乗停止は、短期免許で来日していた昨年2月の検査でオキシコドンが検出されたコントレラス(メキシコ)に次いで2例目。木幡育はむくみを取るために使用したと話しているという。

 木幡育也は木幡初広の三男で、兄2人に続いて今年デビューした。4月15日の福島7Rで初勝利を挙げるなど、ここまで112戦4勝の成績を残している。

 ▽フロセミド 利尿剤の一つ。白色の結晶または結晶性の粉末で水にほとんど溶けない。効能効果は高血圧症、悪性高血圧、心性浮腫など。むくみの改善にも使われる。

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