【セントライト記念】初コンビ内田×プラチナ当たりの予感

[ 2017年9月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=14日】関東の内田が栗東に姿を見せた目的はセントライト記念で初コンビを組むプラチナヴォイスの追い切りに騎乗するためだった。

 直線で内にささるとあって右目の側だけブリンカーを装着。CWコースの併走追いはペースメーカーとなった3歳未勝利のマイギフトを4角で“パス”。直線は2馬身のリードを保ったままフィニッシュ。内田の着眼点はここだった。

 「4角で並びかけようとしたら一気にギアが入っちゃう。そこで脚を使い切っちゃうんだろうね。併せ馬にならなかったでしょ」

 名手は初めてまたがって同馬の特徴を見抜くのだからさすがだ。その証拠に鮫島師は「4角で仕掛けたらダメなんだ。そこをフワッと乗ってもらいたいよね」とリクエストしている。

 レースのイメージが湧いた?と問うと内田は「癖のある馬はたくさん乗ってきたから大丈夫」と笑ってから「4角では“まだ仕掛けなくていいんだよ”と促しながらだろうね」との返事。ペンを手にする菱田はこの起用が当たるように思えてきた。

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2017年9月15日のニュース