【紫苑S】大器ルヴォワール完調遠く…直線伸びず1馬身遅れ

[ 2017年9月7日 05:30 ]

<紫苑S>大野を背に3頭併せで追い切るルヴォワール(左)
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 土曜中山メインの秋華賞トライアル「第2回紫苑S」の追い切りも東西トレセンで行われ、2戦2勝の大器ルヴォワールがWコースで最終仕上げを施した。道中はセダブリランテス(3歳オープン)、モンドインテロ(5歳オープン)の2馬身ほど後ろ。直線で中からいっぱいに追われたが、前2頭からは1馬身遅れた。実力馬2頭との併せ馬だったものの、手応えでも大きく劣った光景には一抹の不安も。手塚師は「普通ならルヴォが一番動くんだけど、今日はもうひとつな感じだった。体質が弱いし、休みも長いんでね」と控えめなトーンだった。

 それでも「春はオークスを獲りたいと思っていた馬。牝馬限定戦なら大丈夫かなとも思っている」と前を向いた師。今回と同じ中山10F戦の2戦であふれるセンスを見せつけた同馬。完調でないからこそ、その素質を試される一戦となる。

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2017年9月7日のニュース