【京成杯AH】逆転サマーマイル王者狙うダノンリバティ

[ 2017年9月6日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=5日】この時季になると、開門時間の午前5時になっても夜空には満天の星が輝き、まだ真っ暗。気温も17度と涼しくなり、寺下は秋の到来を感じていた。秋競馬開幕週となるが、東西重賞はサマーシリーズの最終戦。マイルシリーズ首位のウインガニオンは、最終戦の京成杯AHに出走せず結果を待つ。管理する西園師は「楽しみなんだ。ワクワクしながら見るよ」と話した。

 同じ西から逆転優勝を狙うのが、首位と9ポイント差のダノンリバティだ。先週の小倉2歳Sをアサクサゲンキで制した音無師は「厳しいやろうな」と控えめなトーンだが、勝てば逆転王者に輝く。「前走(関屋記念3着)は直線で内か外か迷うところがあった。力を出し切れていない」と“愛弟子”松若の騎乗に不満げだが、それは鞍上に対する期待の裏返しでもあるはず。「昨年(10着)は外枠(14番)も響いた。中山は枠が決まるまで、大きなことは言えないな」と枠順次第ではチャンスもありそうだ。

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2017年9月6日のニュース