ビッグアーサー、左前脚痛でセントウルS回避 藤岡師「時間的に厳しい」

[ 2017年8月30日 14:20 ]

 昨年の高松宮記念覇者で、次週のセントウルSで復帰する予定だったビッグアーサー(牡6=藤岡)は、左前脚痛で同レースを回避することが30日、決まった。

 藤岡師は「レースに向けて乗り込んできたが、左前脚の爪を傷めてしまった。まだ痛みがある状態で、速い追い切りができない。時間的に厳しいので今回は回避します」と説明した。

 同馬は今年の始動戦に予定していた高松宮記念を右前脚の筋挫傷で回避。今夏は休養に充てセントウルSでの復帰を目指してきたが、今度は左前脚の蹄球部に痛みが判明。出走を見送ることになった。同師は「右前(筋挫傷)については問題ない。今後はスプリンターズS(10月1日、中山)に直行する予定。体さえ仕上がれば走れる馬なので」と巻き返しへ力を込めた。鞍上は福永を予定している。

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2017年8月30日のニュース