【北九州記念】鮫島駿 重賞初制覇へ「地元で決めたい」

[ 2017年8月18日 05:30 ]

 【栗東ドキュメント=17日】サマーチャンピオンで盛り上がった前日の佐賀。交流戦の霧島賞(1000万)に騎乗(カシノエイシ9着)していた佐賀出身の鮫島克駿はレース後、実家で両親らと食事をしてから夜遅くに栗東へ。「疲れ果てました」と言いながらも表情は明るい。

 「僕が小学1年の頃から飼っている犬にも合えました。でも、なかなか実家に帰る機会がなくて、たまに帰るとメチャクチャ吠えられますね。黒い犬でクロベエっていうんですけど、僕が名前をつけたんです」

 九州で生まれ育っただけに小倉に懸ける思いは強い。「おばあちゃんが毎週、兄貴(良太)の分と横断幕をパドックで並べてくれるんです」というのも励みになっている。北九州記念はエイシンブルズアイの依頼を受けた。「川田さんや浜中さん、川須さんら九州出身の先輩は重賞初制覇が小倉だったんですよね。うちの兄貴もそうでしたから。地元で決めたいし、結果にこだわっていきます」。自身の重賞初制覇へ。その意気込みが柏原にストレートに伝わってきた。

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2017年8月18日のニュース