【レパードS】ミスターX 絶好調ハルクンノテソーロ本命視

[ 2017年8月6日 05:30 ]

 新潟11R・レパードSはハルクンノテソーロだ。青竜S、ユニコーンSを連続2着中と国内で一線を張り続けてきた同馬。2000メートルとタフな砂を嫌ってジャパンダートダービーは回避したが、中間は入念に乗り込まれてきた。坂路での最終追いが圧巻の4F51秒7!この日2番目の全体時計はもちろんだが、ラスト1Fも12秒6で馬なりながら絶好調を感じさせる動きだった。

 最大のライバルとなるエピカリスは米国からの帰国初戦。地方馬を軽く見るわけではないが、中央馬として勝ち切れなかったジャパンダートダービー組も迫力不足の感を否めない。高木師は「今は掛からないから1800メートルでも大丈夫」と距離も克服可能の見立て。サウンドトゥルーを育てた砂の達人・高木師が送り出す素質馬に懸ける。馬単(12)から(1)(5)(6)(14)へ。

 小倉11R・小倉記念はサンマルティン。昨春に施した去勢後は6戦4勝、掲示板(5着以内)外なしと抜群の安定感が光る。露呈していた気性面の不安が解消され、好位での立ち回りが可能になった。特に前走・むらさき賞は好位の馬群の中を落ち着いて運び、直線で上がり3F33秒3の脚で差し切る強い内容。本格の兆しは強い。

 小倉は初参戦だが、小回りは福島の16年南相馬特別(1着)でクリア済み。前で運べる今なら追い風になる可能性すらある。実績のなさが功を奏してハンデは魅惑の54キロ。鞍上に戸崎を配して勝利の予感だ。馬単(8)から(3)(4)(10)(13)へ。

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2017年8月6日のニュース