【小倉記念】戸崎、全10場重賞制覇へ!サンマルティン抜群12秒2

[ 2017年8月3日 05:30 ]

軽快な動きを見せるサンマルティン
Photo By スポニチ

 東の良血が関門海峡を渡って北九州にやって来た。小倉滞在の関東馬サンマルティンは朝イチにダートコースへ。テンから抜群の行きっぷり。なおかつしっかりためが利いて5F68秒8〜1F12秒2と鋭く伸びた。椎本助手が感触を伝える。

 「しまい重点で整える感じ。元気がいいし、自分で走ってくれるので僕はスピードをコントロールするだけ。滞在が合っているのか落ち着きがあってカイバもしっかり食べていますよ」

 母ディアデラノビアはフローラS、京都牝馬S、愛知杯と重賞を3勝。スタートや折り合いなど課題があって出世が遅れたが今年5歳になり、前走・むらさき賞で条件クラスを卒業した。「去年の春に去勢してからスタートが良くなって今は速すぎるくらい。今も掛かるけど、ある程度コントロールできるようになっています」と成長をアピールする。「能力はハンパじゃない。もっと上に行ける馬だと思っています」と期待。史上5人目の全10場重賞制覇が懸かる戸崎を背に重賞初参戦でタイトル奪取を狙う。

続きを表示

2017年8月3日のニュース