【芦屋・レディースC】日高、エース機の岸に“お手上げ”

[ 2017年8月2日 05:30 ]

 初日12Rドリームは遠藤が差し切り勝ち。「特訓後に思い切ってペラを叩いてぶっつけでレースに行った」と遠藤。大胆な策が功を奏して幸先のいい船出だ。インで3着に敗れた長嶋だが、スリット上の行き足はむしろ強め。やや調整が合ってなかったせいか1Mで舟が浮いたのが敗因で、エンジンに不満があるわけではない。ペラを合わせれば快足仕立てになりそうだ。寺田も相当の機力。小野のターンもスムーズで、前検からの上積みは明らか。

 6月からの使い出しで早くも「エース機」と評判の17号機を駆る岸が昨8Rで白星スタート。「まだ引き出せてないし、合ってない。前検は10センチ、初日は15センチ伸びてた」と冗談めかしたが、イン五反田を差して瞬時に突き放した回り足がこのエンジンの長所か。なおも上積みを狙っており、今日以降も注視していきたい。さすがに“分かってる”コメントを提供してくれたのが日高。初日1、3着と及第点の発進で後半は岸と同乗。そこで「エンジンは岸さんの方がいい。展示でも離される感じ」と感想を述べた。その上で「伸びだけ。回り足が弱い」としたが、日高の伸びは抜群。いかに岸が出ているか…だ。

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2017年8月2日のニュース