【2歳馬チェック(新潟)】ルッジェーロ 父を上回る雄大な馬格

[ 2017年8月1日 08:40 ]

デビュー戦で勝利したルッジェーロ
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 29日、新潟競馬場5Rで行われた「メイクデビュー新潟」(芝1400メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗のルッジェーロ(牡2=鹿戸厩舎、父キンシャサノキセキ、母シルヴァーカップ)が力強く抜け出して勝利した。

 先団で流れに乗ったルッジェーロ。4コーナーから持ったままで外から進出すると、直線半ばで完全に抜け出した。1馬身半差の2着にバットオールソー、さらに半馬身差の3着にはセイウンクールガイが入った。勝ちタイムは1分25秒3(良)。

 父はキンシャサノキセキ、母はシルヴァーカップという血統。2歳にして492キロと馬格は雄大。鞍上の戸崎は「追い切りで素質の高さをつかんでいたが、何の問題もなく抜け出してくれた。直線も手応え十分。距離が延びても大丈夫」と高評価。鹿戸師も「素直で真面目。先々まで楽しみ」と将来を嘱望した。

 次走注目は2着のバットオールソー。直線で外から豪快に追い込んだが、セーフティリードの勝ち馬までは届かず。きっちり2着まで浮上しており決め手は抜群。

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2017年8月1日のニュース