【2歳馬チェック(小倉)】シトリカ 完勝も…熟すのはまだ先

[ 2017年8月1日 08:35 ]

シトリカとJRA通算700勝となったデムーロ(左から2人目)
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 29日、小倉競馬場5Rで行われた「メイクデビュー小倉」(芝1200メートル)は、M・デムーロ騎手騎乗のシトリカ(牝2=牧浦厩舎、父ヨハネスブルグ、母サチノスイーティー)が完勝した。デムーロはJRA通算700勝を達成。

 好スタートからハナを奪ったシトリカ。コーナーワークで差を広げると、楽な手応えのまま危なげなく先頭でゴールした。2馬身差の2着にエイシンテースティ、さらに半馬身差の3着にはロンスが入った。勝ちタイムは1分10秒1(良)。

 父はヨハネスブルグ、母はサチノスイーティーという血統。馬名はスペイン語で「柑橘類」を意味する。鞍上のデムーロは「一生懸命。真面目に走るね。スピードがあるし強かった」と笑顔。牧浦師は「スタートさえ決めたら稽古の感じから動けるなと思ってました」とうなずいた。小倉2歳S(9月3日)を視野に調整される。

 次走注目は2着のエイシンテースティ。4コーナーで外からまくったが、やや外にはじかれる格好となりロスが生じた。スムーズならば勝ち馬にさらに迫れたはず。次走はV候補。

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2017年8月1日のニュース