【2歳馬チェック(札幌)】タワーオブロンドン 世界的名馬の息子

[ 2017年8月1日 08:30 ]

デビュー戦を完勝したタワーオブロンドン
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 29日、札幌競馬場5Rで行われた「メイクデビュー札幌」(芝1500メートル)は、C・ルメール騎手騎乗のタワーオブロンドン(牡2=藤沢和厩舎、父Raven’s Pass、母スノーパイン)が完勝でデビュー戦を飾った。

 外枠から先手を奪ったタワーオブロンドン。そのまま直線に入ると2着争いを尻目に能力の違いを見せつけるように悠々と逃げ切った。2馬身半差の2着にはキルロードが入り、さらに首差の3着にはメジェールスーが入った。勝ちタイムは1分30秒4(良)。

 父はBCクラシックを制した(欧州馬として史上2頭目)Raven’s Pass、母はスノーパインという血統。鞍上のルメールは「すごくパワーがある。父はマイラーだったし、これぐらいの距離が合っているね」と素質を評価。藤沢和師は「レース後も息遣いが良かった。短期放牧を挟んでクローバー賞(8月20日、札幌)に向かいたい」と今後について語った。

 次走注目は3着のメジェールスー。母は08年ヴィクトリアマイル覇者のエイジアンウインズで素質は十分。レースセンスの良さも見せ、次走Vの期待が高まった。

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2017年8月1日のニュース