【2歳馬チェック(中京)】トゥザフロンティア 未来を切り拓く1勝

[ 2017年7月28日 08:25 ]

デビュー戦を制したトゥザフロンティア
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 22日、中京競馬場5Rで行われた「メイクデビュー中京」(芝1600メートル)は、D・ホワイト騎手騎乗のトゥザフロンティア(牡2=池江厩舎、父ロードカナロア、母トゥザヴィクトリー)が圧倒的1番人気に応えて勝利した。

 中団に控えたトゥザフロンティア。直線では内にささってしまいホワイトが追うことができなかったが、先行集団をとらえきった。3/4馬身差の2着にはアップファーレンが入り、さらに首差の3着にはダンツセイケイが入った。勝ちタイムは1分36秒8(良)。

 父はロードカナロア、母はトゥザヴィクトリーという良血馬。馬名の意味は「未来を切り拓く」。鞍上のホワイトは「4コーナー手前から押したが動かない。直線も行こうとしない。最後並んでからようやく抜けてくれたけど、こんなややこしいレースで勝ったことはないよ」と苦笑い。池江師は「いい教育になった」とうなずいた。

 次走注目は3着のダンツセイケイ。先行し、直線では一旦先頭に立ったが早めに並びかけてきた上位2頭にかわされた。それでも最後までしぶとく脚を伸ばしており、展開次第ではV候補。

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2017年7月28日のニュース