【中京記念】チャンスある!ケントオー 間隔空け出来上昇

[ 2017年7月20日 05:30 ]

 【栗東ドキュメント=19日】昨年の中京記念で3着に突っ込んだケントオーが、伏兵の評価に甘んじている。確かにその後の重賞2戦は掲示板外。オープン特別でも3着止まりとあっては致し方ないが、担当の高橋厩務員は前向きだ。気になるのは4カ月の休み明けとなる点。岡崎が「仕上がりはどうですか?」と尋ねると、「いい感じちゃうかな」と自信ありげな笑み。

 「先週の坂路でジョッキー(太宰)に目いっぱい追ってもらって、自己ベスト(4F51秒1)が出ているからね。足りなきゃ今週もやろうと思ったけど、もうサラッと流す程度で十分」

 その言葉通り、最終追いは4F54秒7〜1F12秒8とあっさり。とはいえ、序盤は引っ張りきり。ゴール前は素軽いフットワークで駆け抜けており、時計以上のインパクトがあった。

 「去年は使い詰めで少し硬くて、その分、序盤で進んで行かなかった。その点、今年は間隔を空けたことがいい方に出そうです」

 昨年に比べて出来上昇。そしてハンデは据え置きの56キロ。ならば、十分にチャンスがある1頭だろう。

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2017年7月20日のニュース