【函館2歳S】2歳重賞1号誕生へ!驚速ベイビー鬼脚再現だ

[ 2017年7月19日 05:30 ]

2歳世代重賞一番乗りを目指すベイビーキャズ
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 函館最終週を飾るJRA2歳重賞第1弾「第49回函館2歳S」。函館開幕デーの6月17日に“函館新馬V一番乗り”を飾ったベイビーキャズに注目が集まる。出遅れを挽回して、見事な差し切り勝ち。上がり3F33秒9は、86年以降の函館芝1000メートル新馬戦勝ち馬では唯一の「33秒台」。函館新馬戦史上、最速の鬼脚を武器に“JRA2歳重賞V一番乗り”も飾る。 函館2歳S

 もしかすると、ベイビーキャズの初陣は気に留めていないファンも多かった!?1800メートル、1200メートルに比べ、注目度が低くなりがちな1000メートル戦。出遅れを挽回して、早めに好位に取り付き、余力十分に抜け出して1番人気に応えた。

 上がり3Fは驚異の33秒9!!実は86年以降の函館芝1000メートル新馬勝ち馬では最速。同期間、1200メートルや1800メートルの新馬戦でも「33秒台」を記録して勝った馬は1頭もいない。時計が出やすい東京、京都、新潟なら話は別。田子助手は「時計が速いのは開幕週の影響でしょう」と謙遜するが、時計を要する洋芝&トップスピードに乗りにくい小回りでは特筆もの。85年以前の正式記録はないが「函館新馬史上、初めて上がり3F33秒台で勝った馬」の可能性が高い。JRA日高育成牧場で生産され、今年4月に中山で行われたブリーズアップセールで572万4000円(税込み)で落札された“即戦力”。新馬Vで既に700万円を獲得し、お値打ちだった。

 中間は涼しい函館で順調に調整。同助手は「新馬の疲れもなく勝った後の方がむしろ良くなっている。使う前は子供っぽかったのが、いい意味でピリッとした。競走馬らしくなってきた。後肢に張りが出てきた」と上積みを保証。さらに「前走のスタートを考えると距離は延びた方が競馬しやすいと思う」と距離克服の手応えも得ている。

 過去10年、函館芝1000メートル新馬V組から唯一函館2歳Sを制した12年ストークアンドレイも差す競馬を初戦から披露し、3F34秒2(86年以降で3位タイ)の高速上がりを計時していた。父アルデバラン2の国内代表産駒ダンスディレクターは、芝1200メートルのシルクロードSを16&17年連覇で6F戦はピッタリ。今春G13勝のルメールを迎えて勝負気配。新馬同様の強じんな切れを披露できれば、JRA2歳重賞勝ち馬第1号は当確だ。

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