【先週の新馬戦】切れ味は一級品!末脚鮮烈ワグネリアン

[ 2017年7月18日 05:30 ]

 中京芝2000メートルで来春クラシックを意識させる大物が出現した。単勝1.7倍の支持を得たシルバーステートの全弟ヘンリーバローズとの一騎打ちを鼻差制したディープインパクト産駒ワグネリアン。1000メートル通過が1分7秒0の超スローも中団で難なく折り合うと直線は鮮烈な末脚でヘンリーを競り落とした。上がり3F32秒6は古馬を含めて中京競馬場史上最速タイム。センスの良さ、決め手、勝負根性は特筆モノ。クラシックをにぎわす存在になることは間違いない。

 福島からは芝1800メートルを制したノームコア。ハイペースの中、2番手から押し切って2着馬に3馬身半差をつけた。スピード、スタミナ共に文句なしの逸材だ。函館はステイゴールド産駒のディロスが快勝。序盤、多少の力みが見られただけに、今後は気性面での成長が鍵となりそうだ。

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2017年7月18日のニュース