【2歳馬チェック(福島)】オジョーノキセキ 短距離王の血を継ぐお嬢様

[ 2017年7月17日 10:20 ]

高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキ
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 15日、福島競馬場5Rで行われた「メイクデビュー福島」(芝1200メートル)は、北村宏司騎手騎乗のオジョーノキセキ(牝2=伊藤大厩舎、父キンシャサノキセキ、母キャプテンガール)が、高松宮記念を連覇した父譲りのスピード能力を発揮して勝利した。

 好スタートからハナを奪ったオジョーノキセキ。有り余るスピードを抑えながらの道中から、直線では並びかけてきたマドモアゼルを寄せ付けない二の足を使って完勝した。3/4馬身差の2着にマドモアゼル、さらに3馬身半差の3着にはマイネルカルムが入った。勝ちタイムは1分10秒4(良)。

 父はキンシャサノキセキ、母は地方1勝のキャプテンガールという血統。鞍上の北村宏は「ゲートで少し時間がかかったがうまくこなしてくれた。スピードがあって追ってからもしっかりしていた」と評価した。

 次走注目は2着マドモアゼル。一旦はオジョーノキセキに並びかけるところまでいったが、最後は脚色が同じに。3着以下は大きく引き離しており、次走は勝ち上がる公算大。

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2017年7月17日のニュース