【函館記念】据え置き54キロは恵まれた!?アレス死角なし

[ 2017年7月12日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=11日】函館記念はハンデ重賞。古今東西、ハンデキャッパーの課した重量に厩舎側の泣き笑いは付きものだが、サトノアレスの負担重量54キロは3歳馬であるがゆえでも、恵まれた感が拭えない。厩舎回りで他陣営から「巴賞を勝ってなんで据え置き?」「3歳といってもG1馬でしょ」との声は聞こえてくる。

 前夜、万哲と“五稜郭の併せ馬”をした大阪スポニチの菱田はこの日、藤沢和厩舎の特別貸し付け馬房へと向かった。

 松本助手はハンデ54キロの話題には「良かったです」と素直に歓迎し、「この馬は元気が取りえ。前走は輸送があっても(プラス10キロ)体が増えていたほど」と巴賞からの中1週にも状態アップをにじませた。

 滞在で、追い切りは木曜を選択。紙面が甘くなりがちとなる木曜に主役が追い切ってくれるのは新聞製作側としてもありがたい。戦歴・血統・調教師、騎手(ルメール)と超一流の要素が凝縮したサトノアレスに逆らう手はなしか!?

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2017年7月12日のニュース