【先週の新馬戦】オルフェ産駒初V クーニング光る実戦力

[ 2017年7月11日 05:30 ]

 過去にも出世馬が出ている函館芝1800メートルで今年も逸材が現れた。クリノクーニングは新種牡馬オルフェーヴル産駒の初V。3番手で折り合い、直線でゴーサインが出てから機敏に反応する好内容。2歳コースレコード(1分49秒7)自体は今夏の時計が出る函館芝の恩恵もあるが、実戦での巧みなレース運びは光る。最後まで真っすぐ走ったように基礎体力も相当。今後は札幌2歳S(9月2日)を予定しているが、新馬→重賞Vのエリート路線に乗る可能性は高い。

 福島1800メートルは稽古でも動いていたグランデウィークが順当勝ち。出遅れた上に4コーナーで外を回らされる不利もあったが、着差以上に余裕があった。中京ではミッキーマインドが父ディープインパクト譲りの瞬発力で快勝。ダートで活躍したダノンレジェンドの半弟で、砂兼用で今後の活躍が楽しみ。

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2017年7月11日のニュース