【2歳馬チェック(函館)】クリノクーニング 怪物の息子、レコードで初陣

[ 2017年7月10日 10:15 ]

ゴール前の直線で差し切って勝った(4)クリノクーニングと北村友一
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 9日、函館競馬場5Rで行われた「メイクデビュー函館」(芝1800メートル)は、北村友一騎手騎乗のクリノクーニング(牡2=須貝厩舎、父オルフェーヴル、母クリノビスケット)がレコードタイムで優勝した。オルフェーブル産駒は初勝利。

 3番手で流れに乗ったクリノクーニング。4コーナーで進出を開始すると、先に抜け出したカレンシリエージョとの一騎打ちを制した。1馬身半差の2着にカレンシリエージョが入り、さらに8馬身差の3着にはキョウエイルフィーが入った。勝ちタイムは2歳コースレコードの1分49秒7(良)。

 父は新種牡馬の怪物・オルフェーヴル、母は中央4勝のクリノビスケットという血統。手綱をとった北村友は「気性が前向きでカリカリしているかなという感じだったが、競馬は折り合ってリズムよく運べた。直線もいい反応を見せてくれた」と評価した。札幌2歳S(9月2日)を視野に調整される予定。

 次走注目は2着のカレンシリエージョ。クリノクーニングとの叩き合いでは後れをとったが、3着以下を8馬身ちぎる走り。次走はV候補。

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2017年7月10日のニュース