【2歳馬チェック(函館)】キタノユウキ 雄大な馬体は米G1馬の父譲り

[ 2017年7月3日 11:00 ]

<函館2歳新馬戦>追いすがるツクバクロオー(右)を振り切ってゴールしたキタノユウキ
Photo By スポニチ

 1日、函館競馬場5Rで行われた「メイクデビュー函館」(芝1000メートル)は、岩田康誠騎手騎乗のキタノユウキ(牡2=相沢厩舎、父ハードスパン、母ウイングオブピース)が逃げ切ってデビュー戦を勝利で飾った。

 好スタートからハナを奪いきったキタノユウキ。直線に入っても脚は衰えず、鋭く追い込んできたツクバクロオーをなんとか抑えた。そのツクバクロオーが首差の2着。さらに1馬身3/4差の3着にはココロストライクが入った。勝ちタイムは58秒0(良)。

 父は現役時代に米G1を勝利したハードスパン、母はウイングオブピースという血統。騎乗した岩田は「大型馬だけどスピードに乗ったらスッと行ってくれた。距離はもっとあっていい」と498キロの雄大な馬体をもつパートナーの今後に期待を寄せた。

 次走注目は4着のロイズブラスハート。4コーナーで前を行く馬が外に膨らんだため大きく外を回る展開となり、内を通った3頭に先着を許した。スムーズなら勝機はある。

続きを表示

2017年7月3日のニュース