メイセイオペラ記念碑完成!故郷・水沢競馬場で除幕式

[ 2017年7月2日 05:30 ]

完成した記念碑の前で名馬メイセイオペラの活躍を懐かしむ菅原勲師
Photo By 共同

 地方競馬所属のまま唯一中央競馬のG1レースを制し、昨年22歳で死んだメイセイオペラ(牡、岩手=佐々木修)の功績を称える記念碑が1日、岩手県奥州市の水沢競馬場に完成し、除幕式が開かれた。

 スポニチ本紙でコラムを執筆中の井上オークスさんが企画し、建立された記念碑は、縦127センチ、横135センチの御影石製。記念グッズの販売益や募金計240万円で賄った。表面には1999年に菅原勲騎手とのコンビで制した中央競馬のG1レース「フェブラリーS」のゴールシーンと、「水沢の英雄メイセイオペラ」の文字が彫り込まれた。

 内部にはたてがみも収められ、現在は調教師を務める菅原勲元騎手(53)は「メイセイオペラが水沢に帰ってきてうれしい。全国のファンから愛され、改めて偉大さを思い知った」と話した。

 96年にデビューしたメイセイオペラは、通算35戦23勝の成績を残して2000年に引退。06年から種牡馬として韓国に渡ったが、昨年7月1日に心不全のため死んだ。

続きを表示

2017年7月2日のニュース