【ラジオNIKKEI賞】バルベーラ軽快にCW1F11秒6

[ 2017年6月30日 05:30 ]

CWコース単走で追い切るバルベーラ
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 「第66回ラジオNIKKEI賞」の木曜追いが29日、栗東トレセンで行われた。バルベーラは朝一番のCWコース単走。しまいを伸ばす内容で6F87秒7。直線は弾むようなフットワークで駆け抜け、ラスト1F11秒6の好時計をマークした。渡辺師は「金曜輸送というのを考えて追い切った。上がり重点に動きは良かったですね。前走後は1週間ほど放牧。小さい体だけど、中間はカイバをしっかりと食べているので初の長距離輸送もこなしてくれると思う」と出来に納得の表情を浮かべた。

 初勝利まで8戦を要したが、心身のバランスがかみ合ってからは非凡な瞬発力を発揮。昇級戦の前走は、不良馬場を問題にせず差し切った。馬格からも本来は軽い馬場の方がいいタイプで収穫は多かった。トレーナーは「掛かるタイプではないので(1Fの)距離延長は問題ない。ハンデ(51キロ)差を生かせれば」と重賞初制覇へ力を込めた。

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2017年6月30日のニュース