【CBC賞】先行集団「26期生」トリオに一発の予感

[ 2017年6月30日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=29日】川須、高倉、水口は競馬学校26期生で、同期仲良しの間柄。「重賞に3人一緒に乗るのは多分初めて」と口をそろえる。菱田は<同期>をテーマに、はたと気が付いたことがある。CBC賞はこれら26期生の鞍上が先行集団を形成するのではないかと。

 展開を読むと、先手を奪うのはハンデ50キロのアリンナ。高倉はテン乗りも「3週間、調教でコンタクトを取ってきた」と意思疎通に努めた様子。さらにハンデ56キロが示す通り水口のセカンドテーブルは実績馬。ここ2走は2桁着順だが「調子は戻ってきている」とあれば不気味な存在に映る。

 さらに川須とラヴァーズポイントは5度の騎乗全てで掲示板に載る好相性。それも低人気を覆す着順で昨年の重賞セントウルS(9番人気3着)が象徴的な例だ。「お世話になっているオーナー(三宅勝俊氏)の馬」と関わりを口にして「先行馬についていきたい」と展開を思い描いている。

 前の止まらない開幕週。この3人の誰かがアッと言わせそうな気がする。

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2017年6月30日のニュース