【宝塚記念】キタサンブラック背信9着惨敗…凱旋門賞は断念

[ 2017年6月26日 05:30 ]

<阪神11R・宝塚記念>9着に終わり引き揚げるキタサンブラック
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 単勝1・4倍の支持を集めたキタサンブラックが、阪神の直線でもがいていた。こんなシーンを誰が想像できただろう。いつも通りの先行策から直線に入って先頭に立つかと思われたが、エンジンが掛からない。武豊の右ステッキにも反応せず馬群に沈んだ。15年日本ダービー(14着)以来、2度目の馬券圏外となる9着。検量室から出てきた武豊は開口一番「走らなかったな」と首をかしげながら「自分が乗ってから、こんなことは初めて。よく分からない」と言葉を続けた。

 春G1・3連勝に向け、仕上げは万全。馬体重は天皇賞・春から6キロ増、過去最高となる542キロでパドックに登場した。清水久師も「いい状態で向かえたはずなのに。レース後も問題なかった」と状態面の不安は一蹴。心配された馬場状態も、やや重止まり。武豊も「雨もそこまで降らず、馬場も悪くなかった。全部、勝つのは難しいな」と悔しさをにじませた。

 ファン投票は10万票を超える1位。演歌界の大御所・北島三郎オーナー所有でもあり、競馬ファン以外にも注目されてきた。この日、阪神競馬場でレースを見届けたオーナーは「馬も俺に“疲れている”と言いたかったのかな。一番に選んでもらったのに申し訳ない」とコメント。

 登録を済ませた仏G1「凱旋門賞」(10月1日、シャンティイ)については断念することを発表。今後について「夏はゆっくり休ませて、秋は天皇賞(同29日、東京)にいければいいかな。有馬記念(12月24日、中山)にも出したいと思っている」とプランを明かした。

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