【宝塚記念】サトノクラウンがV!キタサン破って国内G1初制覇

[ 2017年6月25日 15:45 ]

<阪神11R>直線でもがくキタサンブラック(右から2頭目)を尻目に∨ゴールへ突き進むサトノクラウン(11)
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 中央競馬・上半期の総決算「第58回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)が25日、阪神競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の3番人気サトノクラウン(牡5=堀厩舎、父Marju、母ジョコンダ2)が勝利した。3/4馬身差の2着にゴールドアクター、さらに1馬身半差の3着にはミッキークイーンが入った。圧倒的1番人気キタサンブラックは直線失速し9着に敗れた。

 道中、中団から競馬を進めたサトノクラウン。3コーナー手前でキタサンブラックの直後につけ、射程圏内にいれた。直線では外からかわして先頭に。内から伸びたゴールドアクターを抑えて勝利した。勝ちタイムは2分11秒4。

 勝ったサトノクラウンは、昨年末に香港ヴァ―ズ(国際G1)を勝って以来のG1・2勝目。国内でのG1勝利は初めて。香港ヴァ―ズでもBCターフの勝ち馬で単勝オッズ1・3倍だったハイランドリールを破っており、2度目の大物食いとなった。

 鞍上のデムーロは今年G1・2勝で節目の通算20勝目。G1・20勝は史上10人目(現役では7人目)の記録となった。6月ながら今年の重賞勝利は10度目。管理する堀師は昨年の天皇賞秋(モーリス)以来の中央G1・11勝目。

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