【万哲の乱 特別編】25日東京11R 堅軸グランシルクから相手探し

[ 2017年6月25日 08:00 ]

 土曜夕方。すぐ横に座っているカープ党の高木くんが涙目…。マツダスタジアム(広島)で行われていた広島VS阪神戦は5―3で広島がリードしながら、雨天ノーゲーム。「この悔しさは宝塚にぶつける!!」と血走った目でコンビニに走って行った。どれだけ、紙幣を引き出したかは秘密。推奨馬(紙面で確認を)には相当な自信があるようだ。僕も“高木本命馬”には重い印を打って、馬券には組み込む予定。

 もちろん大事なのは広島の雨雲が岡山→兵庫と移って、阪神競馬場の上空に流れ込むこと。予報通りの雨なら、わが◎サトノクラウンは“5割増し”の評価。万が一、早めに雨が上がってしまうようだと、大本命キタサンブラックの出番?

 東京11R・パラダイスSの(5)グランシルクは堅い本命と見ている。本降りの中で行われた前走・京王杯SC(3着=重馬場)が後方からしぶとい末脚。戸田師は「道悪は本来苦手のはずだが、よく伸びた。今後重賞を使おうと思えば、現在の賞金では心細い。何とか賞金を加算したい」と必勝態勢の決意。前走同様、きょう日曜も雨予報だが、前走で道悪をこなしたことを考えれば、極端なマイナスになるまい。東京1400メートルはベスト条件で焦点は相手探し。最大の強敵ロードクエストが休み明け。むしろ、時計の掛かる馬場を味方にできそうな大型馬ダイワリベラル、朝日杯FS2着の実力馬アルマワイオリに配当妙味がありそう。

 《もうひと押し》10週連続のロングラン開催だった東京最後の12Rは(6)アポロナイスジャブで締めよう。休み明けの前走(3着)は積極的な進出で、惜しい内容。堀井師は「東京は合うし、連闘でも体調はいい。何より、湿ったダートは得意」と雨予報を考慮しての連闘策。東京ダート1600メートルでは「1分35秒2」の強烈な持ち時計もあり、良でも重でも堅い軸馬。

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2017年6月25日のニュース