【函館SS】セイウンコウセイ完敗…高速馬場に泣き4着

[ 2017年6月19日 05:30 ]

 断然の1番人気に支持されたセイウンコウセイだったが、見せ場は直線入り口まで。前半3F32秒2のハイラップで逃げたシュウジを見ながら2番手を追走。直線に向き、いったんは先頭に立つかと思われたが、外から一気に抜き去った勝ち馬に抵抗できず。さらに2頭の先着を許し、あえなく4着に敗れた。

 幸は肩を落として振り返った。「ペースは速かったが、道中は楽に追走できていた。レースを1回使うと良くなるタイプ。今日は時計より、間隔が空いていた分かもしれない」。逃げたシュウジが10着に沈んだことを考えれば、G1馬の面目は保った。上原師は「勝った馬は50キロだし、あの時計で走られては厳しいね」と完敗を認めた。今後はひと息入れて、秋の大目標スプリンターズS(10月1日、中山)に備える予定。まだ4歳。苦い経験は必ず将来の糧となるはずだ。

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2017年6月19日のニュース