【函館SS】昨年2着の雪辱へ…シュウジ万全5F62秒2

[ 2017年6月15日 05:30 ]

3頭併せで追い切ったシュウジ(手前)
Photo By 提供写真

 シュウジが真っさらな芝コースを迫力満点のスピードで駆け抜けた。3頭併せはヴィーナスフローラ(3歳500万)、ショウナンサニー(3歳未勝利)を3馬身先に見る形でスタート。直線で一番外に持ち出し、楽に2馬身先着。いっぱいに追われ5F62秒2〜1F11秒5と好時計を叩き出した。須貝師は納得の表情で切り出す。「あれだけ外を回ってこの時計が出たからね。久々になるけど、想定通りに調整ができた」。

 前走の高松宮記念は絶好のスタートを切ったが「ちょっと、チグハグな競馬」で15着に敗れた。その後は放牧に出され、ここへ向けて順調に稽古を重ねた。

 「昨年(ソルヴェイグの鼻差2着)は惜しい競馬だった。その時と同じ(調整)パターンを踏めている。洋芝が合っているのは、証明してますから」。“1年前の忘れ物”を取りに来る時が来た。

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2017年6月15日のニュース