【細原・騎手で獲る　特別編】１０日阪神５Ｒ　スカーレットカラーで高橋亮厩舎が２週連続新馬Ｖ決める

　本紙９日付の栗東ドキュメントでも触れたが、阪神５Ｒ新馬戦（芝１４００メートル）はスカーレットカラーで勝負する。先週新馬Ｖを決めた僚馬のヴァイザーに、２週続けてＣＷコースで先着するなど出来は申し分なし。環境の変化に敏感なこの時期の牝馬にしては珍しく「稽古を積みながら、飼い葉食いが良くなっている」（高橋亮師）というのも頼もしい。ジュエラーや、パールコードなどの牝馬を輩出したヴィクトワールピサ産駒で、しなやかなフットワーク好印象。素質通りなら初戦から勝ち負けできる。馬券は単勝で勝負。

　阪神１０Ｒはエントリーチケットに◎。前走は発馬で後手を踏んだのが幸い、後方からメンバー最速の末脚で追い上げ２着と脚質に新味をみせた。千四は【１１１１】で、馬券圏外に敗れたのは重賞のファルコンＳ（７着）だけ。スピードは世代上位で、５２キロなら突き抜ける力はある。馬券は３連単１着固定のフォーメーション。相手はクライムメジャー、アドマイヤスカイ、ドルチャーリオ、ブリクスト、ラッフォルツァート、スマートグレイス。