【マーメイドS】トーセンビクトリー弾んで好感、軽快11秒8

[ 2017年6月8日 05:30 ]

武豊騎手が騎乗し追い切るトーセンビクトリー
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 今週の阪神メイン「第22回マーメイドS」の最終追いが7日、美浦、栗東トレセンで行われ、良血トーセンビクトリーが好気配。武豊を背にCWコースで弾むような動きを披露した。

 朝イチのCWコースを弾むように駆け抜けた。トーセンビクトリーは武豊を背にテンから軽快にラップを刻んでいく。スムーズなコーナリングで直線に向くとゴーサインに反応して一気に加速。6F81秒0、ラスト11秒8と鋭く伸びてゴールへ飛び込んだ。武豊の感触がいい。

 「目いっぱいではないけど結構やった。内を回ったけど動くね。良かったよ。状態はいいと思う」

 武豊を背に01年エリザベス女王杯を制した母トゥザヴィクトリーに父キングカメハメハの良血。全兄トゥザグローリー、トゥザワールドに続き、2走前の中山牝馬Sで重賞ウイナーの仲間入りを果たした。

 マイルの前走・阪神牝馬Sで6着に敗れて放牧へ。距離を延ばして2000メートルのここに狙いを絞ってきた。全6勝を1800〜2000メートルでモノにしている中距離巧者だ。条件は一気に好転。鞍上は「直線が短い方がいいので内回りに替わるのはいいかな」と舞台設定を歓迎している。

 条件馬が参戦しやすい牝馬限定のハンデ戦で重賞勝ちの戦歴は光っている。その分、背負わされてトップハンデ56キロはつらい重量。「牡馬に換算すれば58キロだし、一流馬のハンデ。ハンディキャッパーが正しかった、という結果になればいいけどね」と慎重な口ぶりでも「牝馬限定ならチャンスだと思って臨みたい」と最後は力を込めた。

 デビュー前から期待された存在。今年5歳になり、ひと皮むけつつある。岸本助手は「雰囲気がドッシリしてきて以前とは違いますね。調教でもコントロールしやすくなっています」と成長をアピール。その上で「2000メートルの方がいいと思いますよ」と強調した。“適距離で一変”そのイメージは出来上がっている。

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