【東京ダービー】2番人気ヒガシウィルウィンがV

[ 2017年6月7日 21:25 ]

<東京ダービー>1着でゴールするヒガシウィルウィン    
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 南関東3歳馬の頂点を決する「第63回東京ダービー」が7日、東京・大井競馬場の2000メートルで行われ、2番人気ヒガシウィルウィン(牡=船橋・佐藤賢二)がV。羽田盃2着の雪辱を果たした。重賞は4勝目。南関リーディングジョッキーの森泰斗(36=船橋)はダービー初制覇。佐藤賢師は01年トーシンブリザード以来、2度目の優勝。2着キャプテンキングまでが3歳交流G1ジャパンダートダービー(7月12日、大井2000メートル)への優先出走権利を獲得した。

 好位につけたヒガシウィルウィンが4角3番手から直線ではじけた。後続に6馬身差の圧勝劇。北海道から船橋転入後、夢舞台ダービーを意識してコンビを組んできた森は「ジョッキー人生最良の日。自然とガッツポーズが出た。前回(羽田盃2着)で手応えはつかんでいた。最初は赤ちゃんのような体つきがどんどん変わってきて、今ではオープン馬の風格がある」と笑顔。佐藤賢師も「うれしいの一言。矢野君(キャプテンキング)を待って抜け出す思い通りの競馬だった」と目を細めた。次なる目標はジャパンダートダービーでの強力中央勢撃破だ。

 ▼2着キャプテンキング(矢野)スタートで後手。勝ち馬の後ろに付けられたが前回反応できたところで反応できず。重かったか。最後、並んでいれば違ったかもしれないが…。

 ▼4着シェアハッピー(和田)スタート良く出たなりでいい位置。思った以上に頑張ってくれた。牝馬同士ならもっとやれる。

 ▼5着カンムル(左海)指示通り前へ。3角手前で早めに後ろから来られ楽にはいかなかった。

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2017年6月7日のニュース