【ベルモントS】米3冠皆勤2頭がV候補 快挙なるかエピカリス

[ 2017年6月5日 05:30 ]

米3冠最終戦「ベルモントS」に挑むエピカリス
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 日本からUAEダービー2着のエピカリス(牡3=萩原)が挑む米国3冠最終戦の「ベルモントS」は10日(日本時間11日朝)、ベルモントパーク競馬場で行われる。

 ケンタッキーダービー優勝馬オールウェイズドリーミングとプリークネスS優勝馬クラウドコンピューティングが不在。今年2頭だけの米国3冠皆勤組がV候補だ。主役は主要ブックメーカーが1番人気に推すクラシックエンパイア。ケンタッキーダービー4着、プリークネスSは頭差惜敗2着。2歳のBCジュベナイルなどG1・3勝の実績は一枚上だ。厳しい日程と初距離は底力で克服するか。米国3冠で2→4着のルッキンアットリーがライバル。エピカリスは日本時間2日に無事現地入り。UAEダービーでゴール直前まで粘ったスピードに期待が懸かる。昨年のラニ(3着)を上回り、米国3冠初Vの快挙は夢ではない。

 ◆ベルモントS アメリカクラシック3冠のラスト。1867年創設。1926年からダート12Fとなり、出走馬のほとんどは初距離。73年セクレタリアトは31馬身差で優勝。昨年の勝ち馬はクリエイター2。

 ◆海外渡航 クリストフ・ルメールがJRAに海外渡航届を提出した。期間は5〜12日。米G1ベルモントS(11日)でエピカリスに騎乗するため。

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2017年6月5日のニュース