【安田記念】リピーターが好成績…過去10年で13頭が馬券圏内

[ 2017年6月3日 09:30 ]

4年連続の安田記念出走となるクラレント
Photo By スポニチ

 「第67回安田記念」(G1・芝1600メートル)が6月4日、東京競馬場11Rで行われる。過去10年の傾向から馬券攻略の糸口を探す。

 10年で馬券圏内に入った30頭のうち13頭がリピーター。前年までに安田記念に出走していた。とくに3着馬は7頭が該当し、08年エイシンドーバー(9番人気)、12年コスモセンサー(15番人気)、14年ショウナンマイティ(10番人気)、15年クラレント(12番人気)など人気薄の馬が穴をあけている。

 とくに14年は2着のグランプリボス(16番人気)もリピーターで高配当を演出した。たとえ伏兵扱いされていても同舞台で戦った経験を軽視することは禁物だ。

 今年は7頭がリピーター。昨年の覇者ロゴタイプは史上3頭目(ヤマニンゼファー、ウオッカ)の連覇を狙う。4着だったサトノアラジンを筆頭に、5着イスラボニータ、6着ディサイファも逆転候補。香港馬コンテントメントは最下位の雪辱を晴らすために再来日した。

 サンライズメジャーは15年に出走して以来2年ぶりの安田記念。一方のクラレントは14年から4年連続の出走となる。15年には3着に入っており、もつれる混戦となれば経験を活かして浮上する場面が見られるかもしれない。

続きを表示

2017年6月3日のニュース