国内最長寿牝馬ウラカワミユキ死す…36歳 ナイスネイチャの母

[ 2017年6月3日 05:30 ]

 90年代に重賞戦線で活躍したナイスネイチャの母であるウラカワミユキが2日未明、けい養先の北海道浦河の渡辺牧場で死んだ。2日が誕生日で満36歳。サラブレッド牝馬の国内最長寿記録と推定される。1日早朝に疝痛(せんつう)を発症し治療が続けられたが、高齢で回復の見込みがないことから安楽死の処置が取られた。

 同馬は84年にチューリップ賞(当時は指定オープン)を勝ち、桜花賞にも出走。繁殖牝馬としては重賞4勝のナイスネイチャを出した。母子両馬に騎乗した松永昌師は「3月に合いに行った時は、まだ元気だったが…。残念だが、大往生。競走馬としては幸せな余生だったと思う」と話した。

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2017年6月3日のニュース