【ベルモントS】エピカリス 米クラシックVへ「順調」

[ 2017年6月2日 05:30 ]

 JRAが馬券発売する、米3冠最終戦のベルモントS(10日、米ベルモントパーク、ダート2400メートル)に挑むエピカリス(牡3=萩原)が1日、午前8時半に成田から出国した。当初は31日午後9時45分出国予定だったが、機材トラブルで約11時間遅れ、美浦で在厩を続け、1日午前4時半に美浦を出発した。

 萩原師は「出国遅れは大きなロスとは考えていません。順調にきているし、今日(1日)は軽く運動をして出発しました」とコメントした。海外初挑戦となった前走・UAEダービー(2着)は逃げ切り寸前で惜敗。指揮官は「ドバイは頑張って健闘してくれたと思う。日本と違う馬場に関してもこなしてくれたものと、捉えたい。UAEとアメリカで環境や検疫の違いはあるが、それはクリアするしかないこと。2400メートルはもつと思って、やっています」と愛馬に全幅の信頼を寄せる。海外の一部ブックメーカーが2番人気に推すなど、期待も高まっている。日本調教馬初の米国クラシックVの偉業は夢物語ではない。

 ◆ベルモントSの馬券発売 馬券はインターネット投票(A―PAT&即PAT)で発売される。発売時間は日本時間10日午後7時30分からレース発走予定時刻(同11日午前7時37分)の4分前まで。式別は単勝、複勝、馬単、馬連、ワイド、3連単、3連複の7種類。払戻率は国内と同様で、JRAプラス10の対象競走となる。

 ◆テレビ中継 ベルモントSはグリーンチャンネルで11日午前7時〜8時15分(無料放送)に放送予定。ひかりTV、auひかり、グリーンチャンネルWeb、グリーンチャンネルモバイルはスクランブル(有料)放送となる。

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2017年6月2日のニュース