20歳野中 仏若手騎手レースに招待、初の海外「勉強になる」

[ 2017年6月2日 05:30 ]

 3年目の野中悠太郎(20=根本)がディアヌ賞(仏オークス)当日の18日にシャンティイ競馬場で行われる「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞(若手騎手招待レース)」にJRA代表で招待されたことが1日、分かった。

 藤田菜七子の兄弟子にあたる野中はデビューした15年4勝、16年11勝、今年6勝と順調に白星を伸ばす成長株。来週11日の東京で騎乗後に出発予定。野中は「人生初めての海外で凄く楽しみ。勉強になると思う。伝統のあるシャンティイの雰囲気が楽しみ。昨年のVTRを見て研究したい」と胸を躍らせる。同賞は25歳未満、通算3勝以上35勝以下の騎手を世界中から選抜し、一発勝負で競う。昨年は世界10カ国、14人の騎手が出場し、JRA代表の木幡初也は3着だった。渡仏後は現地で調教にも騎乗予定という。野中は「(菜七子の)活躍は刺激になってます。これまでの自分の経験を生かして、頑張ります」と海外制覇に闘志を燃やしていた。

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2017年6月2日のニュース