展開を読む【日本ダービー=平均ペース】

[ 2017年5月28日 05:30 ]

日本ダービー展開予想図
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 ▽スタート直後 近走は逃げてない(8)トラストだが、スタートの速さは一枚上。意を決して行き切れば、単騎逃げに持ち込める。こうなれば、行く脚もある(5)クリンチャーや好枠を生かしたい(1)ダンビュライトは好位で我慢か。近年のダービーは2F目(200〜400メートル)が速くなる傾向。ここで競りがなければ、ほぼ平均ペースに落ち着く。

 ▽向正面 内寄りの好枠を生かしたい(4)スワーヴリチャード、皐月賞馬(7)アルアインは中団より前で流れに乗りたい。(6)サトノアーサー、皐月賞の序盤は後方に置かれた(11)ペルシアンナイト、(12)レイデオロは理想は中団か。

 ▽最終4コーナー〜直線 淡々と流れる向正面からは一転し、4コーナー手前が勝負どころ。特に1800〜2000メートル地点は突然ピッチが上がり、ここで置かれては勝負圏内から脱落。大外(18)番枠のアドミラブル、弥生賞で大外一気を決めた(13)カデナはどこまで進出しているか?525・9メートルの長い直線。約3Fは1F11秒台を要求される究極の瞬発力勝負だ。直線半ばの坂を克服し、横一線の叩き合いを制した馬が栄えある「第84代ダービー馬」に輝く。

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2017年5月28日のニュース