【土曜京都3R】トウカイフォーゲル テイオー産駒“最後のデビュー戦”へ

[ 2017年5月26日 11:58 ]

トウカイテイオー産駒としては“最後のデビュー戦”となるトウカイフォーゲル
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 無敗の2冠達成から26年、トウカイテイオー産駒の最終世代となるトウカイフォーゲル(牝3=田所)が土曜京都3R(芝1800メートル)でデビューを迎える。全兄トウカイカムカムがオープン、同じくトウカイオーロラが準オープンまで出世した血統。田所師は話題性以上の活躍を期待する。

 「きょうだいが走っているし、追い切りに乗った佑介(藤岡佑)も『子どもっぽいけど、雰囲気はいい』と言ってくれているよ」

 トウカイテイオーはG1・4勝を挙げた90年代前半の名馬。引退後は社台SSで種牡馬となり、トウカイポイントやヤマニンシュクルなどのG1馬を輩出。13年8月30日、心不全のために25歳で死んだ。同年に種付けされて、翌年生まれたテイオー産駒は2頭。ラストクロップとなる母キセキノサイクロンの牡馬は乗馬となったため、トウカイフォーゲルがテイオー産駒として“最後のデビュー戦”を務めることになる。

 「最後の産駒だし、この馬にも繁殖牝馬としてテイオーの血を残していってほしい。そのためにも、何とかいい結果を出したいね」

 ダービーウイークにデビューするのも何かの縁。父の姿を想起させる走りを期待したい。

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2017年5月26日のニュース