【日本ダービー】畠山師「ウインブライトの末脚は強豪にも通用する」

[ 2017年5月26日 05:30 ]

畠山吉宏調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、日本ダービーにウインブライトを送り出す畠山師を直撃した。

 ――ウインブライトの前走(皐月賞8着)はスタートで出負けした感じ。

 畠山師 奇数枠(17番)ということで早めにゲートに入れられましたが、ゲート内で少々ピリピリして出負けしました。

 ――この馬としてはいつもより早めに動く形?

 1番人気のファンディーナを見る形で早め早めに動きました。ただ外枠だったせいもあって一番、距離を走らされたかもしれません。

 ――それでも見せ場はつくりました。

 決して自分の形の競馬ではなかったし、時計も速かったことを思えば着順ほど大きな差はなかったと思います。

 ――速い時計で走った反動は?

 正直、レース直後は疲れがありました。だから放牧には出さずに厩舎に残して段階を踏んでここまで持ってきました。

 ――具体的には?

 一度470キロ台半ばまで馬体をふっくらさせました。その後、逆に締める感じで仕上げました。

 ――その最終追い切りは単走で馬なり。5F67秒8〜1F13秒4と軽いものにとどめました。

 前の併せ馬に並ぼうと思えば行けたはずですが、速くなり過ぎないように無理して並ばなかったようです。

 ――距離の2400メートルはどうでしょう?

 母系は短いところで結果を出していたので正直、全く不安がないわけではありません。ただこの馬の場合、前半うまくタメていければ長く良い脚を使えるので距離はこなせそうです。

 ――相手関係はどうお考えでしょうか?

 ダービーなので強豪ぞろいなのは承知しています。でも折り合って末脚を繰り出せる形になれば通用すると思っています。思い切った競馬をしてもらいたいです!!

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2017年5月26日のニュース