【オークス】6番人気以下の桜花賞馬はオークスV率0%…レーヌミノルは距離克服に自信

[ 2017年5月15日 15:22 ]

オークスにそなえて馬房でゆったりするレーヌミノル
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 3歳牝馬の頂点を決める「第78回優駿牝馬(オークス)」(G1、芝2400メートル)が21日、東京競馬場で行われる。8番人気で桜花賞を制し、波乱を演出したレーヌミノルの二冠達成なるかが注目される。

 過去30年、桜花賞を6番人気以下で制した馬は7頭。そのうちアローキャリー(02年桜花賞を13番人気で勝利)を除く6頭がオークスに出走したが、勝利した前例はない。

 レーヌミノルはデビューから1200メートル戦を2連勝。桜花賞前までは1400メートル以上のレースでの勝利がなく距離が不安視されて、桜花賞では8番人気だった。

 今回は2400メートルと桜花賞からさらに800メートルの距離延長となるが、陣営は自信をのぞかせる。管理する本田師が「長くいい脚を使えるので距離は問題ないと思う」と太鼓判を押すと、鞍上の池添も「この時期なら適性より能力でカバーできる」とバートナーの能力に信頼を寄せた。

 ◇波乱の桜花賞馬 過去30年、6番人気以下で桜花賞を制したのは、95年・ワンダーパヒューム(7番人気→オークス3着)、96年・ファイトガリバー(10番人気→オークス2着)、00年・チアズグレイス(6番人気→オークス2着)、02年・アローキャリー(13番人気→オークス不出走)、06年・キストゥヘヴン(6番人気→オークス6着)、08年・レジネッタ(12番人気→オークス3着)、13年・アユサン(7番人気→4着)の7頭。オークスを勝った馬はいないが、連対率33%・3着内率67%と健闘している。

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2017年5月15日のニュース