【ヴィクトリアM】天候も味方に!「一強」オッズのミッキークイーンは重い馬場に良績

[ 2017年5月14日 12:26 ]

「ヴィクトリアマイル」でG1・3勝目を狙うミッキークイーン
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 古馬牝馬限定のG1「第12回ヴィクトリアマイル」(芝1600メートル)は14日、東京競馬場11Rで行われる。正午の時点での単勝オッズはミッキークイーン(牝5=池江厩舎、父ディープインパクト、母ミュージカルウェイ)が1番人気の1.9倍。2番人気のレッツゴードンキが8.0倍とやや離されており、オッズでは「一強」ムードだ。

 12日から13日にかけての雨の影響で4Rまで芝コースは「重」馬場の発表だった。4R後に「やや重」に変更されたが、天候は「曇」のため劇的な馬場回復は見込めない。

 重い馬場をやや苦手としているイメージのあるディープインパクト産駒だがミッキークイーンは苦にしていない。「やや重」の経験はないが、「重」馬場は2度経験して2勝と負けなし。ヴィクトリアマイル出走馬中、最多の7頭がステップレースに選んだ前走「阪神牝馬S」(G2)も「重」馬場で完勝している。斉藤助手も「湿った馬場は合います」と太鼓判だ。

 前走では鞍上の浜中が「馬場が悪かったので、意識的にポジションを取りに行った」と振り返ったように自在性も持ち合わせるミッキークイーン。馬券の軸としての信頼は厚いようで、三連単は28番人気までこの馬が1着の組み合わせが占めている。

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2017年5月14日のニュース